2013年5月7日火曜日

伝統軸組構法の建築物

古民家物件がなかなか見つからないので
モチベーションを保つために、古民家カフェに目を向けて見ました。

でも、今回は古民家ではなくて、伝統軸組構法

美山里山舎の伝統軸組構法でたてた建物をみにいってきました。
カフェをされていて、宿泊やワークショップも開催される場所です。





伝統軸組構法は
釘を一切使わない構法。

昔ながらの土壁、建具、立派な建材。
どれも素晴らしいねと話しながらカフェの席があくのを待ってたら、
その建物建てた方(大工さん)が隣で臨時でお皿洗いされてて、話しかけてくださった。


少なくなっていく伝統軸組構法の民家。
作れる大工の減少。
伝統を残していかなければならないと、
研修の受け入れやワークショップも企画されたりしている。

11月〜2月の間の新月の日にしか木を切らなくて、それを利用する建材の話や、
柱を強くするための時間や加工の話や
免震の話
大工さんの話
現代の建築の話
土壁の話
薪ストーブの話
などなど
写真もたくさん見せてくださってお話をたくさんしていただけました。

地元で作っている薪ストーブ(右)


たまたま、席がいっぱいで待っていたところに
建物の話をした横に建てた大工さんがいらっしゃったというナイスタイミング。

工場みにいきますか?とおっしゃってくださったけど、
帰りにまた二時間かかるので
残念ながら今回はタイムアウト...

また絶対いきたい。




孫の世代までも、十分にもつ住宅。

大工さんの想い、その家を住む人の想い。
みんなの想いが詰まった住宅。

お金があるなら、お願いしたいぐらい。

古民家、中古物件はオススメしないとおっしゃってましたが

どうしても資金が・・・


お金があったら…。ローンが組むことができたら・・・と考えてしまいます。
本当にお願いしたい大工さんでした。

しっかり名刺ももらって

もし建てるとなるとぜひともお願いしたいおもいます。
今から建てたら100年以上という家。

一般住宅メーカーで建てた家の住む平均年数って26年とも言われたりもしています。
その後引越し、リフォームや、建て替えなどされているそうです。

一般的な中古物件(古民家でない中古物件)では
築30年、40年とかの物件よく見るけど
色々と我慢しながら、なんとかもってあと10年、15年は現状で住めるかなという感じです。
傾いてる物件も少なくはありません。

その住宅を建てるお金ががあるなら、
孫の世代までもしっかりと建っていてくれる方を選ぶ。
金額的にはそうはかわらなそうです。



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© 一から平屋を建てました
Maira Gall